天然素材から作られたリノリウムというシート床材

鎌倉隠れ家

環境意識の高い顧客に選ばれるのがリノリームという床材。

塩ビ系の長尺シートは化石燃料から作られている

のに対して、

リノリウムはジュート地にアマニオイルを主成分に木片や石灰やらを混ぜた材料を圧着した天然系素材。

通常の、塩ビ系のシートは劣化したら交換一択なのに対し、リノリウムは経年変化をも楽しめる素材でもある。

 

さて、鎌倉の古民家には出来る限り天然系の素材を入れ込みたく、水周りの床材に何を使おうか悩んでいた。

当初、石やタイルにしようとも考えたが、冬に冷たくなるのが嫌。木材だとメンテで大変。

シート材にしようと思っていたが、塩ビは使いたくなかった。

ということで、リノリウム一択。

 

そして、サンゲツで、リノリウムを購入。

しかーし!何かおかしい。。。。

裏面に「PVC」って書いてある。PVCって塩化ビニールの事だよな~と。。。。

もう一度カタログをよく見てい見ると、開発者コメントという欄に「リノリウム柄」って書いてある。

んんん 、これ、リノリウムのフェイク!

完全に騙されました。

 

ということで、徹底的に調べなおす。

リノリウムはスイスのForbo社で作っている事が判明。

そして、Forbo社の商品はタジマが取り扱っており、マーモリウムとう商品で売られていることが分かった。

早速、サンプルを取り寄せてみる。

裏側は確かにジュート地の本物!

臭いをかいでみると、そうそう、この匂い!

まさに正真正銘のリノリウム。

さあ、早速発注しよう!

 

と、一つだ問題があるのです。実はマーモリウムは2m幅で10m単位のロールでしか購入できないのです。

少し、覚悟が必要な材料なので、もう少しサンプルを取り寄せ、汎用性も考えてから購入しようと思う。

 

さて、先日から取り組んでいるトイレの作り込みのその先であるが、腰壁を作り、手洗い洗面を設置するための台を作り込んだ。

 

次に、壁を補修。

先日シーラーを入れたが、激しいクラック箇所があるのでファイバーテープを入れてからパテで均す。

 

 

壁材は、これまたいろいろ悩み、珪藻土にすることとした。

当初、漆喰を考えていたが、調湿効果は珪藻土の方が高く、また、補修も珪藻土の方が楽。

下地への追従もたぶん漆喰より良い。

ただ、和っぽく仕上げたかったので、聚楽風の珪藻土を選択。

 

左官の腕が無いのと、手間を掛けたくないのとで、コテ痕を残す塗り方にして仕上げた。

 

まあ、こんな感じで良いんじゃないでしょうか。

さて、残すはリノリウムを待つ。

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