腐食の激しかった敷居を撤去したとき、片側にはホゾがあり、反対側は溝があるという不思議な構造だったのです。
その溝には、木が埋め込まれていました。2か所の敷居を外したんですが、全く同じ構造
これには何か深い意味があるのだろうと思ったのです。
そして分かったのは、どうやら日本家屋の「敷居」は、後に交換できるようになっているようなんです。
【大工仕事】ヒノキの敷居と杉の鴨居を手刻みして畳の間に据付ける – 新築施工(解説付き)
最も参考になったのが「大工の正やん」さんの動画
入れ方は、ホゾを先に入れ、上から踏み込んで溝を合わせ、栓棒を打ち込む。
溝の位置が床上の面一にセットされている。
外し方は、栓棒にビスとかを打ち込んでバールで引き抜くと、敷居が上方向に外せる。
何と、日本家屋の「敷居」は、将来、交換できるようになっているのです。
という事で、同様の構造で取り付けます。
こちら側がホゾ部
反対側が溝部
セットした後、栓棒を打ち込む
完成!
床と、敷居の間は、床の反りで敷居が押し上げられないように、2~3mmの隙間が空くように切りかく。
もう一か所は、襖の溝付きの敷居。ちょうど溝付きの材が売っていなかったので、無垢材から作る。
綺麗に入りました。溝もバッチリ!
と、簡単に上手くいったと思うでしょ~
実は、失敗して同じの二回作ったんです。。。。。いや~、難しいですよ~
これも良い経験となりました。
コメント