古い障子だからこそ洗って映える色がある。それは、「ビンテージな飴色」。

帝都戸建て

昨日、古い建具ですが、すべての建具を取り外し、帝都戸建て(通称テイコ)から車で運んできた。

車に満載された古い建具、「障子」に、「襖」に、「戸」たち。

自宅近くの倉庫を整理してから、これらを再生する。

 

障子洗い

「桟」がボロボロでガタガタで、そして、古い障子紙や糊もたっぷり載っている「桟」。

 

霧吹きで水を吹きかけ、へらでゴシゴシと障子紙と糊を落とす。

 

ビンテージな飴色

最初は、黒ずんでくすんでいた障子。

雑巾で吹き上げていくと何とも言えない良い色になる。「ビンテージな飴色」

これぞ、ビンテージカラーとでもいうべき、「飴色」!

 

新しい材料からは決して得られない「ビンテージな飴色」は、古い木材で造られたもの達からしか生まれない。

「ビンテージな飴色」の魅力に一度取りつかれたら、あなたは完全にビンテージマニア。

そこには時代を刻んだ、凛とした風格がある。

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