べニアの経年劣化

所有物件

東京ビンテージアパートで3月末に退去。

 

Day1

室内確認し、ざっとクリーニング。

その際、リフォーム計画を考えながら清掃。

先ず、ダメな部分はキッチン。キッチン内部の底板の劣化が激しく、ぶよぶよしている。

そして、押し入れの底板が手で押すと抜ける寸前。

さらに、キッチンの床の一部が微妙にたわむ。

 

退去後の確認で、まあ、許せる程度にクリーニングして並行して行っている入居者募集に耐えうる状態にした。

 

Day2

キッチンが到着してから設置。

 

床など汚れた個所を磨いて、キッチンを清楚にする。

 

押入れの板も交換。上は5.5mm、下は9mmの構造用合板。

どうやらべニアの接着面が劣化して強度低下しているようだった。

 

ここまで交換して、入居募集を積極的に行った結果、数日で申し込みが入った。

ただ、その際、キッチンの床のたわみを指摘されたので、交換する旨連絡。

実は、予め仲介会社にキッチンの床のたわみの件等は知らせており、指摘されたら交換する旨を伝えていた。

種々のネタを提供しておくことで、仲介会社、内見者、オーナー間のコミュニケーションが促進され成約率が高くなる。

 

Day3

キッチンの床を交換するために購入した材料。

材木の値段は以前の倍!

床の合板と、念のための根太材を購入

 

キッチンと洗濯パンを外し、既存のクッションフロアーを剥いだところ。

 

外周に際鋸を入れ合板を剥いでいるところ。こちらも合板の接着面の劣化による強度低下であった。

無垢材に比べニアや集成材は初期強度は高いが、経年劣化は接着剤の劣化にせいで早い。

 

合板を張り付けていることろ。

 

最後の一枚のカット。

一発で隙間なくハマった。よしよし。。。。

 

Day4

クッションフロアを張ってからの復旧作業。

輸入物の3m幅のクッションフロア―がホームセンターに売っていたので試してみることにした。

3m幅なら継ぎ目が出ないので、少し作業が楽になる。

 

クッションフロアの裏を見ると、EUで作られたようで、更には、ホルムアルデヒドのEU規格適合マークがある。

さらに、基材が発泡剤で、日本の紙ベースのクッションフロアのように、切れやすくなく、また、ちくちくもしない。

値段も少し高いが、扱いやすい良い材料だった。(日本のCFはチープすぎると感じる。。。。でも超安いけど。。。)

 

巾定規をべニアで作ってカットしているところ。

 

最後の直線カット。

 

糊を入れてから、、、

 

完成!

 

この後キッチンと洗濯パンを復旧。

そして、洗濯干しを取り付けた。

 

本日、入居者に再チェックしてもらい、合格の連絡が入った。

よしよし、少し嬉しい。

 

 

 

 

 

 

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