廃墟となった昭和時代の民宿を再生してみると、取り残された昭和のテイストと、目の前に広がる景色の対比にハッとする!

教科書

三浦半島のとある海岸の前に民宿があった。

昭和の時代には、海水浴客の訪れで繁栄していいたこの民宿、次第に時代が変わり、都心近郊でわざわざ宿泊して海水浴をするニーズが薄れ、かつての民宿の繁栄も無くなり閉鎖された。ここ数年、いや10年以上前から閉鎖されていたであろうこの民宿が売りに出されていた。権利関係の障壁から、建売業者も手を出せない状態。非常に大きく面白いとは思っていたのです。。。。。

 

昨年、この物件の再生を友人である、通称「リノベの神様」が行っていることを知り衝撃を受けたのでした。

その後、事あるごとに見学させてもらい、着々と変身していく姿に心を奪われていました。

 

そして、完成したのです!そして、本日、全国からレトロ系リノベーションの巨匠たちが集まり見学。

昭和のテイストを見事に生かし切ったレトロ感!

 

個人的に一番グッと来たのは、この部分の間取りの面白さ。

元は押入れだった部分の床を抜き、1階の共用スペースと縦につなげた空間!この効果は絶大!

 

共用のLDKはオーシャンフロントのビュー!

これ以外にも見どころ満載。その他の部分は、他の見学者たちのブログに譲ろう。

 

民宿として利益を取ることができない時代背景。これをシェアハウスとして見事に再生したのです。

元は海水浴客向けの民宿。オーシャンビューの立地。都心から比較的近い。

既に、東京に勤めている方々が続々と入居。

 

東京の雑踏の中で働いていても、少し長めに電車に乗ると、海辺での生活ができる。

朝起きて、海を見るだけで心がリセットされる。

 

この民宿再生は、間違いなくこのエリアでのモデルケースになるであろう。

しかしながら、この再生は、政治家や不動産屋では決してできないであろう。

それは、なぜか?

その答えは見た人にしか分からない。

そんなことを考えてしまう素晴らしき民宿xシェアハウスコンバーション

さて、次は何をやろうか!

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