新築を超える本物のレトロ空間を作り込んだリノベーションの世界

教科書

玄関ドアを開けると、そこには、小学校にタイムトリップしたかのような下駄箱。

縦4×横6=24の箱

それぞれの箱は上下に分かれ、上段には上履きをどうぞ!

 

そして、何と、横一列を独占できる!

そう、

たった4名限定の下駄箱

 

 

友人である通称「リノベの神様」が、とある物件を完成させたとの情報を得て見学させていただいた。

実は、この物件、以前にも見せていただいたがその時の衝撃は半端ない。

 

何と、いくつかに分かれたバラック小屋が解体され、貧弱な柱だけが残る。

手で押すと、ぐらぐらと揺れる。

 

土台も柱も腐食が酷く、もはや使い物にならないと思った。

間違いなく、新築で建てたほうが楽に簡単に、ひょっとすると安くできると思った。

 

しかし、リノベの神様の判断は違う。これをリノベすると言う。

 

 

そして、完成した。オシャレなコテージ風の外観。

外壁はオール漆喰。

加えて、高台に立地するるこの建物。に大きなデッキからの見晴らしは最高。

 

室内に入ると、レトロな軸組がアクセントとなり、これまたオール漆喰で塗られた空間にキッチンが映える。

 

この、梁、柱のレトロな存在感は決して新築では出せない味がある。

 

カウンター下にはガラスブロックを入れ込むという挑戦!

美しい、無機なガラスと有機な木材のコントラスト。

 

使い古した足場板の乱尺物

 

無機質なタイルと有機質な足場板のコントラスト

 

居室へ向かう廊下には緩やかな曲線がある。

左へ曲がる緩やかな廊下曲線と梁と照明とのコントラスト。

廊下をここまで美しいと感じた物件は初めてだ。

 

リノベの神様は、またしても、リノベーションは新築を超えることを証明した。

さあ、これからも、リノベーションを一緒に楽しもう。

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